2006年11月10日

北朝鮮の核実験により核シェルターが注目されています!

北朝鮮による7月のミサイル発射や10月の地下核実験の実施を受けて「核シェルター」が売れているという報道がされています。

核シェルターの製造・販売を行っている神戸の織部精機製作所の一般的な核シェルターは厚さ40センチの鉄筋コンクリート製の箱状の部屋で、 地中に埋めるタイプのものです。天井の外壁は地表から最低30〜50センチ。室内は8畳の居室と、3〜4畳の気密室の2室があり、 コンクリート製の耐火ドアを使用。室内には放射能を除去できる換気装置を設置するそうです。核攻撃を受けた場合、備蓄した食料や水で 「放射能が1000分の1になるまでの2週間を過ごす」そうです。

予算的には1,000万円から1,500万円程度だそうです。
貴方にとってこの値段高いですか、安いですか?

でも、核攻撃されるのはなにも自宅にいるときばかりとは限りませんよね。

もし、 核攻撃を行う側立場から考えて効果的に日本にダメージを与えるなら周辺都市部から人口が集中している昼間の東京を狙うと思いませんか。

こんな時貴方ならどこに逃げますか。

核シェルターから連想しやすい場所としては地下鉄や地下街ですよね。

おそらく地下にいた人達は直接の核攻撃からは逃れることは出来るとかも知れませんが、 その後に待っている大気の核汚染により被爆してしまうでしょう。

日本は世界唯一の被爆国でありながら核に関する防衛意識は低いのでしょうか。

すでに過去のものとなった東西冷戦時代の経験よりヨーロッパ諸国では、目の前の危機として核戦争を意識していたにもかかわらず、 日本は被爆国でありながら対岸の火事程度にしか思っていなかったのでしょう。

その意識の現われが各国の核シェルターの普及率に現れているようです。

スイス:100%
イスラエル:100%
ノルウェー:98%
アメリカ:82%
ロシア:78%
イギリス:67%
シンガポール:54%
日本:0.02%

なんと日本の普及率の低いことか、シンガポールと比べても天と地ほどの差がありますよね。

こんな現状をみると核攻撃に限らず、 いつ起きてもおかしくない巨大地震が首都圏を襲った時の事を想定すると海外のマネーやアジア拠点が東京からシンガポールに逃げていくのもうなずけますよね。

これまで日本の社会資本は充実しているように思っていました。

確かに平時の社会資本は、都市には高層ビルが立ち並び、新幹線が数分おきに運行されて、各地に空港が増え、 高速道路も全国に張り巡らされ、光ファイバーの普及率も世界有数ですが、ひとたび核攻撃、 巨大地震やテロが起きた時の備えはどうなのでしょうか?

たしかに地震大国である日本ですから地震に対してはある程度の準備を国も地方自治体も考えていると思いますが、 テレビなどの特集をみていると想定が甘いように思えてなりません。

そして何よりも平和憲法を持ち、 今や世界最強のアメリカとの日米安全保障条約による同盟関係を維持してきた日本ゆえに戦争に対する意識の薄さ・甘さが際立って感じられます。

何も改憲して日本に軍隊を持つべきだとというような物騒な話でなく、 生活の危機管理として戦争というリスクが欠落しているように思えます。

アメリカの9.11や世界各地で起きているテロもどこか対岸の火事のように感じ実感がありませんでしたが、 今回の北朝鮮の一連の騒動をとうして戦争が決してテレビの中や遠い国の話ではなく、 確かに目の前にある危機として地震や天災と同じようにリスクとして意識すべき問題なのだと思いました。

皆さんそれぞれ程度の差はあるにしても地震の備えはされていることと思いますが、 それに加えて核攻撃やテロが起きた時にどう対処するか考える先に、私的・公的核シェルターがあるのだと思います。



posted by KobanZaru at 10:04 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(3) | 防災・災害 このエントリーを含むはてなブックマーク
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